自分のデジタル足跡を取り込み、人間と AI の両方が読める1枚の自己理解 Markdown(
jibun.md) を生成するキット。
jibun-kit は、あなたが自ら打った文章・送った言葉(Claude Code 会話 / 送信メール / LINE・iMessage / X / blog …)をローカルで集め、観察→仮説→(任意で)解釈の単一 Markdown にまとめます。
人間向け / AI 向けにファイルを分けません。原本は人間が読める Markdown ひとつ。AI に渡す内容と人間が読む内容を分岐させない、という原則で設計しています。
⚠️ Status: alpha。ingest(8 source + interview)/ build / 対話モード(jibun app)まで動作。PyPI 配布は未定。
- 単一の dual-readable 出力 —
jibun.md1枚を本人と AI が同じものを読む。AI 向けメモも別ファイルにせず同じ原本の §5 に畳み込む。 - プライバシー優先 — 生データは
data/に置き gitignore。repo に残るのはメタデータ(sources/*-index.md)と、人手でレビュー済みのjibun.mdのみ。 - provider 非依存 —
jibun buildは既定で「自分の AI に貼れる context bundle + プロンプト」を出力。--with-claudeがあればclaude -pに渡す。個人の足跡を勝手に外部 API に送らない(egress は人間の貼り付け操作のときだけ)。 - stdlib-first — core は標準ライブラリのみ。web ingest(twilog/blog)だけ
[fetch]extra。
git clone https://github.com/akihidem/jibun-kit.git && cd jibun-kit
python3 -m venv .venv && source .venv/bin/activate
pip install -e '.[fetch,test]' # core だけなら: pip install -e .Python 3.11+(stdlib tomllib 利用)。
jibun app1 コマンドで、workspace 作成 → 「どのデータを取り込めるか」の提案・入手方法の案内 → インタビュー → jibun.md 生成まで対話で進みます。Ctrl-C で中断しても次回続きから再開できます。詳細は対話モード。
# 1. workspace を scaffold(jibun.md / jibun.toml / data/ / sources/)
jibun init
# 2. 自分の identity を記入
$EDITOR jibun.toml # emails / line_name / imessage_label / twilog_user / fetch.contact
# 3. 手元の export を取り込む(持っているものだけでよい)
jibun ingest claude-code --projects-root ~/.claude/projects/<your>
jibun ingest gmail --mbox path/to/sent.mbox
jibun ingest line --file path/to/talk.txt
jibun ingest twitter --export-dir path/to/twitter-export/
# config だけで回せる source をまとめて:
jibun ingest all
# 4. 取り込んだデータ → jibun.md の素材を組む
jibun build # _build/<date>/{prompt,context-bundle,raw-input}.md を出力
# → prompt.md と context-bundle.md を自分の AI に貼り、出力を jibun.md に保存
jibun build --with-claude # PATH に claude があれば claude -p で draft 生成各コマンドは --dry-run で書き込みなしの確認、-v で詳細ログ。設定の解決結果は jibun config で確認。
| source | 取り込み元 | identity(jibun.toml) | 依存 |
|---|---|---|---|
claude-code |
Claude Code の会話 jsonl(自分の発言のみ抽出) | sources.claude_code.projects_root |
stdlib |
gmail |
Google Takeout の送信済み mbox | identity.emails |
stdlib |
icloudmail |
Mail.app の送信済み mbox | identity.emails |
stdlib |
imessage |
imessage-exporter の txt | identity.imessage_label |
stdlib |
line |
LINE トーク履歴 txt | identity.line_name |
stdlib |
twitter |
X 公式 export(tweets.js) | —(export-dir 指定) | stdlib |
twilog |
twilog.togetter.com | identity.twilog_user + fetch.contact |
[fetch] |
blog |
sources/blog.md の URL |
fetch.contact |
[fetch] |
interview |
jibun app の対話質問への回答(自己申告) |
— | stdlib |
telegram は v1 では未対応。interview は app 専用(jibun ingest interview は無い)。
jibun app は 3 幕の対話ウィザード。export を何も持っていない人でも、質問に答えるだけで jibun.md を作れる。
- 取り込み(Act 1) — 8 source を順に「何が取り込めるか」提案し、持っていなければ入手方法(X のアーカイブ請求、Google Takeout など)を案内。identity(メールアドレス・LINE 表示名など)は対話で聞いて
jibun.tomlに保存し、次回からは聞かない。取り込みは必ず--dry-runプレビュー → 確認 → 本実行。 - インタビュー(Act 2) — 組み込み質問 約 15 問(全てスキップ可)。回答は
data/interview/に自己申告ソースとして記録され、そのまま build の素材になる。 - ビルド(Act 3) — draft を生成し、セクションごとに「ここは合ってる?」と確認 → コメントを反映して改訂 → 納得したら明示確認のうえ
jibun.mdに保存(既存の jibun.md は_build/<date>/jibun.previous.mdに退避)。
補足:
- claude はあってもなくてもよい。 PATH に
claudeがあり、その操作ごとに y/N(既定 No)で同意したときだけ「追い質問の生成」「draft 生成・改訂」に使う。無ければ・同意しなければ、従来どおり prompt + bundle を自分の AI に貼る案内になる(egress ゼロで完走できる)。 - 中断・再開。 Ctrl-C でいつでも中断。進捗は
data/interview/.progress.json(gitignore 対象)に逐次保存され、次回jibun appで続きから再開できる。同日にやり直しても前のインタビューは.2.md連番で保護される。
jibun app --web # http://127.0.0.1:8765/ にチャット UI(ブラウザを自動で開く)
jibun app --web --port 0 # ポート自動割当
jibun app --web --no-browserターミナルの代わりにブラウザのチャット画面で同じ 3 幕を進めるモード。中身は同一(対話エンジンは UI 非依存で、Web はその「シェル」)。
- 127.0.0.1 のみで待ち受け、ページは外部アセットを一切参照しない。データがこの PC から出る経路は従来どおり claude への明示同意だけ
- タブを閉じても大丈夫 — 同じ URL を開き直せば会話が全再生される。終了はターミナルの Ctrl-C(進捗は保存済み)、画面右上の「中断」でも保存して止まる
- WSL ではブラウザが自動で開かないことがある。表示される URL を Windows 側ブラウザで開けばよい(localhost は WSL に転送される)
- 同一マシンの他ユーザーからのアクセス防御は範囲外(個人マシン前提のローカルツール)
data/(生データ)と_build/(bundle)は workspace の.gitignoreで除外。- repo に追跡されるのは
sources/*-index.md(取り込み済みのメタ)と、人手でレビュー済みのjibun.mdのみ。 jibun buildの既定は外部送信なし。--with-claudeを明示したときだけローカルのclaudeに渡す。jibun appも同じ原則: claude の利用(追い質問・draft 生成・改訂)は操作ごとに明示同意(y/N、既定 No)。同意しなければ外部送信ゼロのまま完走できる。送信経路はコード上もclaude_cliモジュール 1 か所のみ。jibun app --webは 127.0.0.1 のみで待ち受け、UI は外部アセットを参照しない(CDN なし)。Web 層は新しい送信経路を作らない。
自己理解の解釈は「観察→仮説→理論的言及→診断的言及」の4段。診断レベルの言及は既定で OFF(build.diagnostic_stance = false)で、jibun.md §7 は省略されます。
ON は「本人が自己検証できる専門家(臨床家等)」を前提とした上級者向け。これは臨床評価ではなく、仮説であって診断ではありません。
pip install -e '.[fetch,test]'
pytest -q- コード・テンプレート: MIT
- 方法論プロンプト(
src/jibun_kit/prompts/build_prompt.md)のみ: CC BY-SA 4.0 — 方法論を改変して公開・再配布する場合は同条件で共有してください(非公開利用に共有義務はありません) - 生成物はあなたのもの: このキットで生成された jibun.md に本リポジトリのライセンスは及びません。スターターテンプレート由来の定型文にも権利を主張しません
jibun(個人の private 自己理解 repo)の ingest 群を一般化して抽出したもの。個人データ・固有 identity はこのキットに含めません。